2011年5月17日火曜日

マスコミ洗脳

私たちはあらゆるものに洗脳されている。

本人にその自覚があれば良いが、多くの場合その自覚はない。

よく言われるのは、テレビ、ラジオ、新聞などのマスコミからの洗脳である。

これらの多くは、スポンサーと広告代理店の方を向いてコンテンツを制作している。

別に視聴者の幸せを願って番組なりを作っていることは、ないと思っていた方が良い。

スポンサーに都合の悪いことは言わない。

大スポンサーである東京電力には、はっきり厳しい論調は聞かれない。

スポンサーでない焼肉店は、ボロクソ叩く。

この震災でまともなテレビだったのは、NHKしかなかった。

民放は我々の脳をコントロールすべく、平気でACのCMを流し続けた。

もちろん、ACには罪はない。

いくらスポンサーがCMを自粛したとしても、

CM枠は用意されていたという既成事実だけを残したいだけだった。

放送を自粛した本来CM枠だった時間は、

少しでも被災者のための放送を流すべきだったのではないか。

マスコミの信頼度は、完全に失墜した。

レストランなどに行くと、当店がテレビで紹介されましたと貼り出されているが、

もう昔と違い、テレビをありがたがるのは、

洗脳されていることに気がついていない可哀想な人々だけである。

もし、あなたの店にテレビの取材がきても、取材には丁寧に対応すればよろしいが、

それを後で「テレビで紹介されました」と誇らしげに宣伝するのは、

店の品位を下げかねないので注意した方が良い。