セリーグの開幕日が再延期された。
最初の延期発表は、本来の予定日だった25日から29日だったが、内容がお粗末過ぎた。
東京ドームでやるだの、試合は9回までやるだの、どういう神経か?
答えは出ている。
巨人の大親分ナベツネ氏には、誰も逆らえない。
東京ドームの試合でないと、興行ビジネスとして成り立たないということだ。
とりあえずはパリーグと同じような条件で開幕するらしいが、このドタバタ劇は、アホらしい。
一方の国内モータースポーツ界は、すんなり延期が発表された。
フォーミュラニッポンのもてぎ開催を鈴鹿に持って行ったり、裏では色々な調整もあっただろうが、一連の動きがスムーズで紳士的な対応だったと思う。
業界的には、ガソリンを大量に消費するイメージがあるので、その影響は避けたかったのだろう。
エネルギー効率(燃費)は凄くても、あまり見た目に直結しないので、アピールの方法は一考の価値があるのではいか。
厳しいプロスポーツの世界だが、社会と密接に関わっているだけに、イメージ戦略のひとつで、業界全体を揺るがしかねない問題に発展する可能性があることを再認識すべきだ。