ここ最近、本のほとんどは裁断してデジタル化している。
俗に言う「自炊」だ。
今日、近所のブックオフに立ち寄ったら、
見慣れた本が並んでいた。
私に「自炊」されなかった本達だ。
ぱっと見ただけでも、自分の本が4冊は置いてあった。
汚れ具合からして、自分のものだったことに間違いはなさそうだった。
かれこれ15年ほど前、
東京に来る前に買った地図も置いてあった。
地図としては古いものなので、
もう使えないので処分したわけだ。
しかし、100円の値札が付けられて売られている姿を見てしまうと、
何か切ないというか、
何か淋しい気がするのも事実だ。
もしかしたら、その地図だけは、
買い戻してしまうかもしれない。
なんの小さな役にも立たない地図だけど。