2011年2月4日金曜日

『知っておきたいお金の常識』 読了



『知っておきたいお金の常識』  神樹 兵輔

---[読書メモ]---

「何の成果にも繋がらない無益な時間を洗い出すこと」 byドラッカー

お金が貯まるたった2つのルール
1.見栄を張らない。
2.借金をせず生活を安上がりにする。
このルールを守れば、キャッシュフローが増え、新しいアイデアが生まれる。

人生で一番大切なもの。それは、お金や出世ではなく「自由」です。自由を人生の第一の目標に置き換える。同時に「時間」と「健康」の大切さもわかる。
自由を目指すということは、「ラットレース」から脱出する道が開ける。

我が家の貸借対照表と損益計算表を作ってみる。(P59)

50万や100万では投資にはならない。FXや株式の信用取引は博打と同じ。

バイブル商法に気を付けよう。セミナーやマニュアル、商品などの販売に繋がっているだけ。

キャピタルゲインだけを欲張らない。インカムゲイン中心の投資を実践すべき。

不動産の法廷耐用年数は、マンションが47年、重量鉄骨プレハブが34年、軽量鉄骨プレハブが27年、木造・木質系プレハブが22年。


---[読書ノート]---

お金の生活習慣病からの解放として、著者が導き出した「人と同じことをしていたら、人と同じにしかなれない。」ということを分かりやすくまとめられています。
誰もが常にお金のことを気にしながら生きていく中で、ロバート・キヨサキ氏と同じ「ラットレース」からの脱却を勧めています。
ただ、本当は抜けだしたくても、なかなか抜け出せないものです。
まずはお金とは何なのか、どうすれば貯まるのか、どうすれば増やせるのかを、分かりやすく解説しています。

気軽に始められるネットビジネスなども、現実はなかなか儲からないことも指摘しています。当たり前のことですが、このあたりは信用度アップのポイントでした。
知識とは知っていても、なかなかできていなかった、我が家の貸借対照表と損益計算表を作ってみて、改めて財務状況を整理したいと思います。

お金にとらわれない生き方。いいですね。