2011年2月25日金曜日

地上波

地上アナログ放送終了後、デジタル放送対応機器を購入せず、そのままアナログ受像機を廃棄し、テレビを見ないという選択をする人たちが、結構いるようです。
新聞の投稿欄などを見ていると、まずなんのための電波帯移行なのか、国民に正しく伝わっていないように思います。
そして、高いお金を出してまで、つまらないテレビに投資する気がないこと。
その結果、テレビと決別する良い機会もととらえているようです。


地上テレビ放送をアナログからデジタルにする大きな理由としては、携帯電話など利用者数の拡大で電波に空きがなくなってきていること。
そして、もちろんテレビ業界を守るため、電機メーカーの経済効果を期待する面が大きいと思います。


マスコミは誰も言いませんが、通販番組ばかりやっているBS放送で、地上波の放送を流したところで、困る人はほとんどいないのです。
しかし、現実には既得権で、どうにもならない状況です。

本当は、スカイツリーなんか立てずに、空から電波を流せば終わりなのですが、地方局の存在やら、大人の事情ということで、言ってはいけないことになっているのでしょう。

最近、面白い番組が本当に少なくなってしまいました。
これじゃ、テレビを買い換える気も起こらないのも無理ないです。