2011年2月12日土曜日

インテルショック

数年ぶりに買った新型PC HP Pavilion dv7-500 
ですが、ニュースでも報道されているとおり、チップセットの不具合で交換となるようです。

HPの不具合の対応ページ

SATAポートの転送速度が、時間の経過とともに遅くなっていく不具合のようで、1月末のインテル発表から製造、出荷がすべて停止しているそうです。
HPの発表によると、4月頃から新品と交換する旨発表されています。
この機種と同じものなのか、4月時点での新型モデルになるのも、よく分かりません。

インテルはこの不具合の対応で約560億円の損失を予定いているようです。しかし、実際にはこのチップセット搭載PCを買ったことによる個人のハードおよびソフトの追加・交換経費などは含まれませんから、世界的な二次的損失も心配されます。時間とお金は戻ってきませんから。
圧倒的な存在感を示す大企業の責任は益々重くなる一方で、インテルと対等の製品を出せるところもなく、結果的に消費者の選択肢に限りがある状況は、あまり好ましいものではありません。これが資本主義のもと、規模の拡大を追求していった悲劇の歴史の1つとなるでしょう。