2011年2月26日土曜日

『パワープレイ』 読了

"パワープレイ"という言葉を知らないと、なんだか圧迫感のある雰囲気のする言葉であります。
この本のタイトルにもなっている「気づかれずに相手を操る悪魔の心理術」なんていうのも、怖さを醸し出すフレーズであります。

といっても、この本で紹介されているのは、主にビジネスのシーンで、相手より自分を優位な立場にさせるための実践本です。
ビジネスでは、社内・社外・顧客など、相手があって成り立つものです。
そしてその相手が、自分にとってどんな立場にせよ、言いくるめられてしまうようでは、自分なりのビジネス展開が開けてこないわけであります。

たとえば。
~先にあいさつをして、主導権を自分にしてから、会話をはじめる。

そんな、ちょっとした、相手に気づかれない心理戦で、まず相手を押さえてしまう 作戦です。
自分が遭遇しそうな場面をシミュレーションして、使えるネタを探してみることをお勧めします。





※読書メモです

□出会って4分位内が、最初の勝負どころ。
□挨拶は自分から。
□相手の空間、時間を奪う。相手の心理を支配することになる。時間の都合は相手に決定権を渡さない。

□受身表現をやめる
□「〜的」、「〜性」表現はやめる
□具体的な数字は強い
□ミラーリング効果

□署名の大きさ

□相手の「イエス」「ノー」を見抜く。「イエス」は、
   手はリラックス。握りしめていない。
   手を机の上に広げている
   デスクの障害物を片付けている
   あごをこすっている