一昔前の電車の中の様子は、
新聞を読んでいる
本・雑誌を読んでいる
漫画を読んでいる
おしゃべり、車窓または睡眠
といった感じでした。
現在では、さらに
携帯電話で、「なにか」をしている
携帯ゲーム機で、「なにか」をしている
PCで、「なにか」をしている
化粧をしている
など、同じ空間の中での行動に幅が出てきました。
新たに追加されたデバイスで「なにか」を行う行為がとても増えたのですが、指の動きから推測するに、ゲームをやっている人が、思った以上に多いと感じます。
別にゲームがダメとかではないのですが、あの小さな画面で繰り広げられる仮想空間での出来事に、なぜ飽きもせず夢中になれるのか、少し疑問も感じます。
人は中身といいますが、電車の中での行動が、その人の精神や生きることへの執着を、少し映し出すような気がします。