2011年4月2日土曜日

情報収集

本を読んだり、ネットやテレビを通して知ったことを、どう自分なりに噛み砕いて消化していくか。

簡単そうで、なかなか難しいことである。

まず最初に、その情報が自分にとって必要か否かの判断に迫られる。

この時点で選択を誤ると、無駄な情報に翻弄されるか、逆にチャンスを失ってしまうこともあるかもしれない。

この判断基準を作るにあたり、最終的な目的、そしてそこから導きたされる中・長期的な目標設定が必要になる。

最低限これらが無理でも、短期的な目標設定は必要になるだろう。

まずは、これらの目標を達成する手段として、仕入れた情報が必要かどうか判断することになるからだ。

テレビのグルメレポートを見た場合を例に取れば、以下のようなことが想定される。

1.超短期的な目的に「空いたお腹を満たす」というのがあれば、グルメレポートしている食べ物を食べる行動に繋がるかもしれない。

2.短期的な目的に「デートで使える店探し」というのがあれば、その店に予約を入れるかもしれない。

3.同業者なら、ビジネスのヒントが得られるかもしれない。

4.エンターテイメントを楽しむ時間という目的を持って過ごしている。

以上なようなことに該当しなければ、このグルメレポートの情報は、その人にとって不要ということになる。

極論すれば、時間の無駄だった可能性が高い。

しかし、そのことに気が付かず、意味もなくグルメレポートを見ている可能性がある。

このような状況はよくある事かもしれないが、自分にとって必要な情報を嗅ぎ分ける癖を常につけておく事で、次のステップが大きく変わる可能性が高い。