昨日の話だが、都内のそこそこ広い道の交差点にあるファミレスに行った。
ファミレスは2階にあり、たまたま窓際な席に案内されたので、食事中はずっとその交差点を見ることができた。
まず感じたことは、車道を走る自転車が増えたなということだ。
もちろんママチャリではなく、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車だ。
ただ、ヘルメットの装着率はあまり高くなかったが。
そして、びっくりするようなことを発見した。
信号が赤になる。
車やオートバイは信号に従い停車する。
当たり前の行為だ。
しかし、自転車は『ほとんど』信号無視だ。
車両という認識はないようだ。
たとえ、ロードバイクに乗り、ヘルメットをかぶり、ビンディングペダルを付けていようと。
食事中に赤信号に遭遇した自転車は、気が付いただけで30台位はいたが、ちゃんと赤信号で止まったのは1台だけだった。
その1台は、ロードバイクでもクロスバイクでもなかった。
もちろん、ママチャリでもなかった。
なんと、後ろブレーキが装着されていないピストだったのだ。
彼は、スタンディングでバランスを取りながら、信号が青に変わるのを待っていた。
アウトロー的な街乗りピストが法規を守り、ヘルメットをかぶったロードバイクが法規を守らない。
世の中、見た目で判断は出来ない。
自転車が増えることはとっても良いことだと思うが、スポーツ自転車に乗っていても、意識は歩行者に毛が生えた程度の扱いという現実を見た。
そろそろ自転車ブームの「次のレベル」へ向かうべく時が来たようだ。