2011年4月23日土曜日

自転車ルール

昨日の話だが、都内のそこそこ広い道の交差点にあるファミレスに行った。

ファミレスは2階にあり、たまたま窓際な席に案内されたので、食事中はずっとその交差点を見ることができた。

まず感じたことは、車道を走る自転車が増えたなということだ。

もちろんママチャリではなく、ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車だ。

ただ、ヘルメットの装着率はあまり高くなかったが。

そして、びっくりするようなことを発見した。

信号が赤になる。

車やオートバイは信号に従い停車する。

当たり前の行為だ。

しかし、自転車は『ほとんど』信号無視だ。

車両という認識はないようだ。

たとえ、ロードバイクに乗り、ヘルメットをかぶり、ビンディングペダルを付けていようと。

食事中に赤信号に遭遇した自転車は、気が付いただけで30台位はいたが、ちゃんと赤信号で止まったのは1台だけだった。

その1台は、ロードバイクでもクロスバイクでもなかった。

もちろん、ママチャリでもなかった。

なんと、後ろブレーキが装着されていないピストだったのだ。

彼は、スタンディングでバランスを取りながら、信号が青に変わるのを待っていた。

アウトロー的な街乗りピストが法規を守り、ヘルメットをかぶったロードバイクが法規を守らない。

世の中、見た目で判断は出来ない。

自転車が増えることはとっても良いことだと思うが、スポーツ自転車に乗っていても、意識は歩行者に毛が生えた程度の扱いという現実を見た。

そろそろ自転車ブームの「次のレベル」へ向かうべく時が来たようだ。