自分のスケジュールやその他メモは、ここ2年は手帳を使っている。
「手帳は高橋」で有名な高橋書店の手帳である。
手帳マニアなら知っているかもしれないが、一日の中が十の字に区切られている「リンクアップ」という形式のものだ。
個人的なスケジュールで時間軸を細かく管理する必要がないので、良い意味でざっくり記入できて大変助かっている。
各区切りを、勤務時間や使用金額、スケジュール、読了した書籍名、外食したレストラン名などを記入している。
しかし、そこに大きなライバルが出現した。
その名はiPad。
デジタルモノを購入すると、なんでもデジタルで管理したくなってしまうのは仕方のないことか。
googleカレンダーと同期をしているので、ネットが繋がっている限りどこでも見られるようにはなっているのだが、まだ完全に信用はしていない。
その情報に辿り着くまでのアクセススピードは、絶対的に手帳が早い。
しかし、過去の情報検索となると、電子化されているgoogleの方が早い。
アナログとデジタル。
これだけデジタルデバイスが普及しても手帳がなくならないのは、まだまだアナログツールが有用なのか、それともデジタルについていけない人の拠り所なのか。
それぞれの一長一短を理解しながら、自分にとって何がベターなのか探す旅はしばらく続きそうである。